ずっと、探し続けているー三浦春馬『Night Diver』|渋谷で君を待つ間に|カワムラユキ
誰かを待つ時間、その人が来たときの第一声を考えたり、そのあとの時間に思いを馳せたり、あるいはメールチェック、SNS、携帯ゲームなど、過ごし方はさまざま。
そんな「待つ時間」にそっと寄り添う音楽をモチーフに、DJ、作詞、音楽演出など幅広い活動をしているカワムラユキさんに言葉を綴っていただきます。
鳴り止まないエコーのように、あらゆる言葉の残像が
行き先を探して右に左に、感情の先端へのノックを弱めない
とっくに壊れてしまいそうなのに、紙一重で頑丈と察せられる吊り橋の上で
薄暗い地下道に優しい光は見当たらなく、246からのノイズは冷たくなっ
幻冬舎plus
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