誰かを待つ時間、その人が来たときの第一声を考えたり、そのあとの時間に思いを馳せたり、あるいはメールチェック、SNS、携帯ゲームなど、過ごし方はさまざま。
そんな「待つ時間」にそっと寄り添う音楽をモチーフに、DJ、作詞、音楽演出など幅広い活動をしているカワムラユキさんに言葉を綴っていただきます。
埃と塵にまみれたベランダの床、手入れをする気力も失せて
粉々になった枯葉と折れた物干し竿、山手通りの工事現場から流れ着いた粉塵とか
惨めでダラシない小宇宙、愛着の欠片も見出せない
自然と不自然が混じり合って、なんとなく広げてしまった小宇宙は
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