誰かを待つ時間、その人が来たときの第一声を考えたり、そのあとの時間に思いを馳せたり、あるいはメールチェック、SNS、携帯ゲームなど、過ごし方はさまざま。
そんな「待つ時間」にそっと寄り添う音楽をモチーフに、DJ、作詞、音楽演出など幅広い活動をしているカワムラユキさんに言葉を綴っていただきます。
早朝の山手通り、富ヶ谷の歩道橋から朝陽を崇めると
代々木上原駅からの帰り道は、緩やかに湿度を取り戻しつつあると気づく
ツンと上向いた耳たぶ冷やす寒波と、濡れた睫毛を揺らす北風とか
重だるいダウンコートでさえ守れない、人が人である、ある種の現状に
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