美しいハーモニーが鳴り止まないように - Tatsuki Okadarim『Harmonic Girl ft. Som』|渋谷で君を待つ間に|カワムラユキ
誰かを待つ時間、その人が来たときの第一声を考えたり、そのあとの時間に思いを馳せたり、あるいはメールチェック、SNS、携帯ゲームなど、過ごし方はさまざま。
そんな「待つ時間」にそっと寄り添う音楽をモチーフに、DJ、作詞、音楽演出など幅広い活動をしているカワムラユキさんに言葉を綴っていただきます。
酷暑の闇に飲み込まれて、エロティックだった水滴さえも項垂うなだれて
コンクリートの熱は、目深に被った帽子の下の白い肌に、猥雑な紫外線を張り付かせた
蹴りっぱなしのサッカーボール、お気に入りの水着とスマートスピーカーを磨いて
写真立ての向こう側で
幻冬舎plus
0コメント