誰かを待つ時間、その人が来たときの第一声を考えたり、そのあとの時間に思いを馳せたり、あるいはメールチェック、SNS、携帯ゲームなど、過ごし方はさまざま。
そんな「待つ時間」にそっと寄り添う音楽をモチーフに、DJ、作詞、音楽演出など幅広い活動をしているカワムラユキさんに言葉を綴っていただきます。
季節外れの雪の気配を、胸の奥へと静かに昇華して
頬を撫でる冷気と共鳴する特別な想い出が、僕の脳内を緩やかに移ろうように
その旋律に導かれたことを、きっと君も息絶えるまで誇りに思うのだろう
向こう岸とこちら側に境はなく、今ここにある音楽は残像とは
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