誰かを待つ時間、その人が来たときの第一声を考えたり、そのあとの時間に思いを馳せたり、あるいはメールチェック、SNS、携帯ゲームなど、過ごし方はさまざま。
そんな「待つ時間」にそっと寄り添う音楽をモチーフに、DJ、作詞、音楽演出など幅広い活動をしているカワムラユキさんに言葉を綴っていただきます。
悲しみの向こう側に刻まれた足跡は薄く小さく霞んでゆき、あの人が生きた痕跡もまばらになって
サイレンの音が聞こえない街で眠ることを知るほどに、あなたは深く強くあくびをする
僕の眼は中年に差し掛かったせいか焦点が合わなくなり、スクランブル交差点のスク
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