君の指先が偶然に触れたとき - 原田知世、小山田圭吾『二人の果て』|渋谷で君を待つ間に|カワムラユキ
誰かを待つ時間、その人が来たときの第一声を考えたり、そのあとの時間に思いを馳せたり、あるいはメールチェック、SNS、携帯ゲームなど、過ごし方はさまざま。
DJ、作詞、音楽演出など幅広い活動をしているカワムラユキさんに、そんな「待つ時間」をテーマにして選曲&言葉を綴っていただきます。
卑しい太陽に踏みつけられた熱は、夜を迎えても衰えることを知らない
地上に降り注いだ紫外線の執念は、アスファルトに宿り、濃密な蒸気となって私たちの肺を満たして、不快指数を支配する
夜風でさえ涼を運ぶことを忘れ、熱を抱擁し乾いた頬を撫でて、君と感
幻冬舎plus
0コメント