誰かを待つ時間、その人が来たときの第一声を考えたり、そのあとの時間に思いを馳せたり、あるいはメールチェック、SNS、携帯ゲームなど、過ごし方はさまざま。
DJ、作詞、音楽演出など幅広い活動をしているカワムラユキさんに、そんな「待つ時間」をテーマにして選曲&言葉を綴っていただきます。
急速な気温の低下に寄り添うように、ひびわれていた氷が割れる音は、乾燥した外気を彷徨って、気まぐれな夜の底を少しだけ傾けた
道玄坂を下りた先で目立たぬよう灯るライトが目印のあの場所で、君と僕は数えきれないほど待ち合わせを繰り返している
天高はや
0コメント