触れた瞬間だけが小さな火のように残って - 竹内まりや『September』|渋谷で君を待つ間に|カワムラユキ
誰かを待つ時間、その人が来たときの第一声を考えたり、そのあとの時間に思いを馳せたり、あるいはメールチェック、SNS、携帯ゲームなど、過ごし方はさまざま。
DJ、作詞、音楽演出など幅広い活動をしているカワムラユキさんに、そんな「待つ時間」をテーマにして選曲&言葉を綴っていただきます。
まだ夏の熱を孕んだ舗道が、薄い月の下でゆっくりと眠りはじめている
空は青というより、青になる途中の傷口だった
人の群れがスクランブル交差点を渡ってゆく
無数の影
無数の孤独
そのすべてが、一瞬だけ同じ光に濡れて、また別々の夜へと消えてい
幻冬舎plus
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