忍び寄る忘却にすべてを委ねてー細野晴臣『Honey Moon』|渋谷で君を待つ間に|カワムラユキ
誰かを待つ時間、あなたはどんな風に過ごすでしょうか。
その人が来たときの第一声を考えたり、そのあとの時間に思いを馳せたり、あるいはメールチェック、SNS、携帯ゲームなど、過ごし方はさまざま。
この連載では、そんな「待つ時間」にそっと寄り添う音楽を、DJ、作詞、音楽演出など幅広い活動をしているカワムラユキさんに毎回紹介していただきます。
* * *
細野晴臣『Honey Moon』(CROWN (PANAM))1975年
粉砕した太陽の先端、小声で綴られる永遠の自分語り
あたりは真っ暗闇で、妄想と戯言が鬱憤を差別している
裸眼
幻冬舎plus
0コメント